小倉しいたけができるまで

原木の伐採から菌打ち、収穫、乾燥、発送まで
すべて一貫して行っています。
自然の厳しさや恩恵を全て受け入れ
育まれる歩みです。

原木の伐採

先人から受け継いだ知恵
元祖、循環型農林業の形

原木しいたけに使う原木の伐採風景
原木の伐採に向かう店主②
日本の山は、昔から暮らしに必要な
薪や木の調達の為に人が入り、
整備することによって
自然と人間が共存が保たれてきました。
ところが、高度経済成長以降、
里山に人が入る機会が激減、
山は荒廃の一途を辿っています。
そんな昨今、
環境保全循環型農林業の代表例として
注目されているのが私たちの行っている
この原木しいたけ栽培です。
しいたけの原木となる
クヌギやコナラなどの広葉樹は
伐採した木の切り株や根元から芽が伸び、
やがて新たな若い林が生まれます。
伐採されたクヌギは、
しいたけを生産する過程で土にかえり、
その栄養が再び育む豊かな森。
土地を開墾する必要も無く、
循環するとても地球にやさしい栽培方法です。
原木の伐採に向かう店主
原木の伐採に向かう店主②
伐採されたクヌギの切り株から芽が伸びてる様子
原木の伐採に向かう店主
伐採されたクヌギの切り株から芽が伸びてる様子
原木の玉切りの様子①

玉切り

伐採した原木をさらに切り分け、
ホダ木をつくり、滑り台を組んで搬出します。

1本のホダ木の重さは5kgから10kg。
足場の悪い急斜面での作業は
常に危険と隣り合わせの重労働となり、
足も腰も痛い日々が続きます。
原木の運搬の様子①
原木の運搬の様子②

植菌

植菌の様子
玉切りした原木に、ドリルで穴をあけ、
しいたけの菌を植え付けます。
コンコンコンコン、
菌を打ち付ける金槌の音が
山々に響きわたる時期です。

培養

しいたけ菌の培養の様子
植菌した原木は、
しいたけ菌を蔓延させる為、
風通しの良い林の中で、
じっくり寝かせます。
木の断面が白くなってきたら、
きちんと菌が回ってくれた証拠です。

朝採り

熟成3年目の秋・春、いよいよ収穫を迎えます。
肉厚のしいたけがこんもりき生えてくると、
今までの苦労が喜びに変わります。

採取前の2、3日前は雨に当たらないように注意しながら、
採り時を見極め、
もふもふの毛の肉厚のものを厳選しながら収穫します。
熟成3年目の秋・春、
いよいよ収穫を迎えます。
肉厚のしいたけがこんもりき生えてくると、
今までの苦労が喜びに変わります。

採取前の2、3日前は
雨に当たらないように注意しながら、
採り時を見極め、
もふもふの毛の肉厚のものを
厳選しながら収穫します。
原木しいたけの朝採り
原木しいたけの朝採り風景①
原木しいたけ
原木しいたけの朝採り風景②
ハート型の原木しいたけ
原木しいたけの朝採り風景③
原木しいたけの朝採り風景④

乾燥

原木しいたけの乾燥風景①
椎茸は、傘、足、ヒダと
それぞれ性質が異なるため
同時に乾燥するのは難しく
品種や傘の形状や水分、
気温や湿度でも条件が変化します。
小倉しいたけでは、外形が固まって、
低温長期乾燥にこだわり、
昔ながらの製法で薪兼用乾燥機に入れ、
約36時間かけてじっくりと乾燥させています。

低温長期乾燥させることで、
旨味がより凝縮され、戻りが早くなるという先代からの製法を変わらず続けています。
椎茸の乾燥にはたくさんの燃料が必要となり、
役目を終えたほだ木も
すべて燃料として活用しています。
椎茸は、傘、足、ヒダとそれぞれ性質が異なるため同時に乾燥するのは難しく
品種や傘の形状や水分、気温や湿度でも条件が変化します。
小倉しいたけの原木乾しいたけは、
低温長期乾燥にこだわり、昔ながらの製法で薪兼用乾燥機に入れ、
約36時間かけてじっくりと乾燥させています。低温長期乾燥させることで、
旨味がより凝縮され、戻りが早くなるという先代からの製法を変わらず、続けています。
椎茸の乾燥にはたくさんの燃料が必要となり、
役目を終えたほだ木もすべて燃料として活用しています。
原木しいたけの乾燥風景②
原木乾しいたけ製造風景
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